グリコ/メンタルバランスチョコ「GABA」機能性表示食品化リニューアル
2016年09月26日 18:00 / 商品
江崎グリコは9月27日、「メンタルバランスチョコレートGABA」シリーズを、新たに機能性表示食品として、リニューアル発売する。
事務的作業による、一時的・心理的なストレスの低減機能があることが報告されている「γ(ガンマ)-アミノ酪酸」(Gamma Amino Butyric Acid、GABA)を配合。
手にべたつかない一口サイズのチョコレートで、デスクワークの合間に手軽に食べられる。持ち運びにも便利なパウチタイプ。
ミルクとビターの2種。
主要ターゲットは、20~30代ビジネスパーソン(デスクワーカー)。
内容量はスタンドパウチ51g、フラットパウチ42g。オープン価格。
9月26日に行われた「GABA」機能性表示食品化リニューアル発売発表会で、同社の梅崎信彦常務は、最近のチョコレート市場について、「チョコレート類は、2014年に和生菓子を抜いて菓子カテゴリーのトップの小売金額となっている。当社のチョコレートカテゴリーも、ポッキーやカプリコなどが好調で、2015年度は売上高395億円(前年度比109.3%)と伸びている。さらなる成長を目指し、ご褒美消費、大人おやつ、健康機能需要の3点に注目し、商品を提案していく」と説明。
<チョコレートマーケティング部の長崎宗則ブランドマネージャー>
マーケティング本部チョコレートマーケティング部の長崎宗則ブランドマネージャーは、同社が注力する機能性チョコレートについて、「健康価値を追求した商品として、今年4月に糖と脂肪の吸収を抑える難消化性デキストリンの入った機能性表示食品『LIBERA』を投入。20~30代女性、50代女性に特に人気で、販売計画比3倍の出荷が続き、今年秋から生産体制を約2倍にして、伸び続ける需要に対応する」。
また、今回リニューアルする「GABA」については「直近販売ベースで3割以上伸張しており、機能性表示食品化、生産体制の約1.5倍の増強により、販売量2倍を目指す。他社との競争激化も見込まれる機能性チョコのカテゴリーだが、『LIBERA』、『GABA』ブランドの育成により、さらなるシェア拡大を進めていきたい」と話した。
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