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キリン/累計販売数5000万本突破「カラダFREE」リニューアル

2021年03月10日 12:00 / 商品

キリンビールは3月上旬から、「熟成ホップ由来苦味酸」を使用し、腹まわりの脂肪を減らすノンアルコール・ビールテイスト飲料の機能性表示食品「キリン カラダFREE」(オープン価格)の中味とパッケージをフルリニューアルして販売する。

<キリン カラダFREE>

今回のフルリニューアルでは、ホップから開発した「熟成ホップ由来苦味酸」による腹まわりの脂肪を減らす機能は維持。原材料の配合を見直すことで、ゴクゴクと飲めるおいしさと人工感のないすっきりとした後味に仕上げた。

キリンによると、熟成させたホップの苦味成分「熟成ホップ由来苦味酸」には、体脂肪を低減させる効果があるとしており、1日1本を12週間飲み続けることで、腹まわりの脂肪を減らすことを臨床試験で確認しているという。

パッケージも、機能性が分かりやすく伝わるとともに、おいしさを感じるデザインに変更。「お腹まわりの脂肪を減らす」というフレーズを、缶の表裏に目立つように配置したほか、パッケージ下部のゴールドの濃度を調整し、ビールらしい爽快なおいしさを表現した。リニューアル製品は、3月上旬製造品から順次切り替えていく。

「キリン カラダFREE」は、2019年10月に発売。キリンの調べで成人のおよそ70%が気にしている「腹まわりの脂肪を減らす」という機能性と、毎日飲み続けられる味わいが受けて、販売数が2021年2月末までに累計5000万本を突破した。

キリンでは、新型コロナウイルスの影響で、約85%以上の顧客が食や健康面の習慣が変化したという自社調査から、消費者の健康志向が以前よりも高まっているとみており、それを背景に2020年度のノンアルコール・ビールテイスト飲料市場で機能性食品が前年の約2倍と大きく伸長していると分析。今回のフルリニューアルで、そうした層をターゲットに今年の販売目標は前年よりもプラス15%の大幅増を目指すとしている。

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