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クックパッド/飲食店向け「テイクアウト・宅配システム」開発

EC/2020年05月21日

クックパッドはこのほど、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大による飲食店の営業自粛などを受け、飲食店・惣菜店向けに、初期費・固定費無料で商品を販売できる非対面テイクアウト/宅配システムを開発した。

<飲食店向けテイクアウト/宅配サービス>
飲食店向けテイクアウト/宅配サービス

生鮮食品EC「クックパッドマート」のインフラを活用して、サービスを提供する。

「クックパッドマート」では、東京都・神奈川県を中心に、約80カ所に生鮮宅配ボックス「マートステーション」を設置している。

これまでは、市場や直売所などに設置されている共同集荷所へ出荷する出店者のみ商品販売が可能だった。今回新たに、商品の受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」へ持込出荷する仕組みを開発した。

地域の小売店などに設置された「マートステーション」からの販売が可能になることで近隣の飲食店などが「クックパッドマート」での販売を行えるようになる。

<クックパッドマート>
クックパッドマート

販売商品は、1品から登録可能できる。お客は1週間後まで事前注文可能で、1品から送料無料で購入できる。当日朝8時までに注文した商品に関しては、当日配送に対応することも可能できる。今後、機能改善により注文締切時刻は当日夕方17時まで拡大する予定だ。

注文締切後、当日17時までに出店者が選択した指定のステーションに持込出荷することで販売できる。複数利用者の注文をまとめて一括出荷することができるので手間がかからない。

出店に伴う固定費、初期費用は一切必要ない。一方で、「マートステーション」への持込出荷で販売すると、商品販売価格の10%(税抜)を、決済手数料などの諸経費を含む手数料として徴収する。

「クックパッドマート」では、2020年4月から宅配に対応し、東京23区、川崎市、横浜市を中心に自宅への配送を行っている。「ステーション」に持込出荷した商品は、これまでの出荷方法同様に、当日中に購入者の自宅まで配送することが可能となる。

商品の受け取りや宅配は、各ステーションごとに数十店舗を超える「クックパッドマート」に出店している他の店舗の商品も一括で届けることが可能なので、普段の買い物と一緒に商品を注文することができる。

利用者が宅配オプションを利用する際、出店者の配送料負担はない。利用者から配送ごとに500円(税抜)の手数料を徴収する形式となっている。

■生鮮宅配ボックス「マートステーション」とのセット加入も

生鮮宅配ボックス「マートステーション」を合わせて設置することもできる。近隣にステーションがない場合は、自分の店舗内や店頭に設置することで、商品出荷の負担を大幅に下げることができる。

また、「マートステーション」を設置することで、新鮮な食材が毎日好きな時間に受け取れる環境を構築できる。店舗の仕入れに活用したり、毎日数十人以上が受け取りのために来店する集客のツールとして活用できるという。

クックパッドの定めているエリアや営業時間など、設置条件を満たした場所には、「マートステーション」を導入できる。「マートステーション」導入に伴う導入費用はない。日々の運用に伴うコストに関しても、維持協力金制度を活用することで、電気代や地代等を補填することができるという。

■クックパッドマート
https://cookpad-mart.com/

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