アスクル/EC基幹システムを「SAP S/4HANA」へ移行

2025年09月17日 11:47 / EC

アスクルは9月17日、「ASKUL」、「LOHACO」の受注・出荷・請求処理を含むEC基幹システムを、現行の「SAP ECC」から「SAP S/4HANA」へバージョン移行したと発表した。

アスクル

一般的に基幹システムの移行は、すべての業務を停止するダウンタイムを少なくとも2~3日ほど設けて対応するケースが多い。

同社ではデータ量やトランザクションが国内屈指の規模でありながら、サイト稼働を維持したままデータを正確に引き継ぎ、ダウンタイムを21時間に抑えて移行を完了したという。

「SAP S/4HANA」は、企業の受注・出荷・請求・会計などの業務を統合して管理できるソリューション。部署ごとに分かれていた情報をリアルタイムに連携できる。

これにより業務の正確性と処理速度が向上し、組織全体の業務最適化が期待されるため、今回の導入はアスクルのマーチャンダイジング、物流、顧客体験にわたるDXの推進基盤となる。また、さらなる業務改革および社会インフラとしての機能強化に向けた重要なステップと位置づけていている。

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