トリンプ/リアルタイムで客数把握、店舗と本部の情報共有スピード向上
2019年01月09日 16:40 / IT・システム
「天使のブラ」「恋するブラ」などのTriumphブランドの商品を展開するトリンプ・インターナショナル・ジャパン(以下:トリンプ)は、Flow Solutionsのストアコミュニケーションプラットフォーム「InSight」を導入した。
「InSight」は、IoTセンサーを通じて取得した来店客数データをはじめ、POS・天気・スタッフなど店舗のあらゆるビッグデータを統合し、可視化するプラットフォーム。
店舗と本部のコミュニケーションを活発化させるプラットフォームをコンセプトとし、Flow Solutionsが店舗での使いやすさを第一に考え、自社開発している。
トリンプでは、実店舗において、顧客が店舗に訪れていたのかを数値化する「来店客数」、そのうち何名の顧客が購入したのかを数値化する「購買率」を感覚値に頼らず、実際に把握することが重要だと考えていた。
この顧客の行動データを蓄積するため、すでに来店客数を計測するシステムを利用していた。
一方で、既存のシステムのサービス体制においては「実用的でない」といった課題があった。
今回、「InSight」を導入したことで、スタッフが見るべき数値が現場まで届き、情報共有のスピードが向上した。
また、データ精度の高さと充実のサポート体制により、データ活用がスムーズになったという。
今後は、商品レイアウトのパフォーマンスを定量化し、来店率・購買率と絡めながら、マーケティングの観点からも売場を検証する。
また、ブランド力を向上していくため、店舗での商品陳列や接客方法も工夫し、より良い方法で店舗オペレーションを改善していく。
Flow Solutionsでは、2018年10月より導入を開始後、「InSight」の利用説明会をトリンプへ行うなど、データ活用へのプロジェクトが始動した。データ活用に向けてのサポート活動を通し、トリンプのより良いショッピング環境づくりをサポートする。
▼「InSight」お客様の声紹介(トリンプ)
https://www.flow-solutions.com/users_voice_03_triumph
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