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セブンイレブン/スマホ活用の収納サービス「マイペイメント」来春導入

2019年12月19日 17:00 / IT・システム

NTTインターネットは12月11日、セブン-イレブン・ジャパンと、2020年2月開始を目標にスマホを活用したコンビニ収納サービス「マイペイメント」を全国のセブン-イレブンで取り扱うことで合意したと発表した。

<マイペイメントのイメージ>
マイペイメントのイメージ

マイペイメントは、従来、紙の請求書(料金払込票)に印刷されたバーコードをコンビニでスキャンして公共料金や通信販売の代金などを現金で支払っていたが、このバーコードをお客のスマホに表示し、コンビニ店頭で支払えるペーパーレスな決済を実現するサービス。

利用者は、新たに専用のアプリをインストールする必要がなく、スマホの標準機能のWebブラウザでバーコードを表示する。請求書の印刷費、郵送費を削減でき、電子帳票なので収入印紙も不要となる。

コンビニ収納は、年間約10億件利用されている。しかし、企業にとっては請求書の印刷・郵送コストが、コンビニにとっては請求書控えの輸送・保管コストが負担となっている。利用者は請求書の持参忘れや紛失などで支払う機会を逃すことがある。「マイペイメント」で請求書のペーパーレス化を実現することで、これらの課題を解決できる。

現在、国分グローサーズチェーン、しんきん情報サービス、ミニストップのコンビニで利用できる。セブン-イレブンの取り扱い開始によって全国の都道府県で利用が可能となり、利用者の利便性の向上が期待できる。

セイコーマートでも、2020年2月の取り扱い開始に向けて、他のコンビニにおいても取り扱いに向けて調整をしているという。

「マイペイメント」を導入した企業は、NTTファイナンス、ブラステル、三菱UFJファクター。また、ジャックスが導入を検討している。

<サービスの流れ>
サービスの流れ

マイペイメントでは、利用企業の請求情報からバーコード表示用のURLを発行し利用企業に提供する。利用企業から利用者のスマホにURLを通知し、利用者がスマホで請求情報(バーコード)を表示して料金を支払うと、利用企業に支払い済み情報をリアルタイムに通知する。

■マイペイメント
http://www.mypayment.jp/

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