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イオン/栄養素解析機能など搭載のヘルスケアアプリ「ルーティ」提供開始

2021年07月01日 11:40 / IT・システム

イオンフィナンシャルサービスの子会社、イオンクレジットサービスは7月1日、ソニーネットワークコミュニケーションズ(SNC)のヘルスケアサービスプラットホーム(基盤)「X.SINCE(エクスシンス)」を使ったヘルスケアアプリ「ROUTY(ルーティ)」の提供を開始した。

<「ルーティ」の利用イメージ>

アプリは食事記録、レシピ提案、買い物サポート、ポイントプレゼント機能を搭載。食事記録は、食事をスマートフォンで撮影するだけで、栄養素を解析してくれる。レシピ提案では、利用者が不足している栄養素に対するおすすめレシピをAIが提案する。

そのほか、利用者がアプリを継続して使うモチベーション維持の目的で、アプリからユーザーに向けて利用や運動などの目標値を提案し、クリアした人に10~20ポイント程度のイオンのポイント「WAON POINT」をプレゼントする機能も盛り込んだ。今後はオンラインでのレッスンサービスや美容プログラムなどのコンテンツ拡充も予定している。

<「ルーティ」のロゴ>

アプリ名の「ROUTY(ルーティ)」は、「Routine(ルーティン:習慣)と「Healthy(ヘルシー:健康な、健全な)」を組み合わせた造語が由来。

イオンでは、新型コロナ感染防止の影響によって、自宅で過ごす時間が増えたことで、健康な食生活や運動習慣といったヘルスケア需要が高まる中、手軽で簡単に始められる、健康増進を手助けするアプリとして開発した。

アプリは、まずイオンカード会員向けに7月1日から提供。11月からは一般ユーザーも利用できるようにする。利用料は無料。今後はアプリ内で有料コンテンツも配信も予定する。対応OSは、まずiOS版を先行で提供し、7月中にアンドロイド版をリリースする。

SNCの「X.SINCE」は、食事、運動、美容、睡眠などの健康領域のサービス開発を支援する事業者向けの基盤。イオンによると同基盤を活用した会員向けアプリの提供は「ROUTY」が初という。

同社では、アプリをイオンカードの新たな付加価値として提供し、会員の満足度向上を図るとともに、新規会員の獲得と、これまで利用していなかった人がサービスに触れてもらう機会の拡大につなげたい考え。

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