すかいらーく/非接触の配膳ロボ2022年4月までに1000店導入

2021年10月18日 14:10 / IT・システム

すかいらーくホールディングスは10月18日、「ガスト」「しゃぶ葉」を中心に2022年4月までに、約1000店でフロアサービスロボットを導入すると発表した。

<非接触の配膳ロボ導入>

2022年4月までに「しゃぶ葉」全店274店舗、「ガスト」約700店舗、2022年末までに「ガスト」約600店舗、その他業態約400店舗、合計約2000店舗に導入するもの。

すかいらーくグループでは、2017年1月にセルフレジの試験導入、2019年5月よりキャッシュレス決済の推進、2020年2月に客席にデジタルメニューブックを設置するなど店舗のデジタル化を進めてきた。

昨今は新型コロナウイルス感染症により、非接触のサービスを求める顧客も増えており、非接触で配膳できるフロアサービスロボットの導入を決定した。「ガスト」「しゃぶ葉」7店舗で実施した試験運用では顧客に好評で、客数増にも寄与したという。

一度に多くを運べるロボットの料理提供、下げ物サポートで、サービス全体の効率化を実現。従業員がテーブルサービスレストランならではのおもてなしに集中することで、サービス品質を向上できる。

また、ロボットとの作業分担により、新人、外国人スタッフ、シニアなど多様な人材の活躍を推進、採用難への対応も期待している。

すかいらーく 決算/1~6月売上収益12.7%増、新規出店・業態転換を推進

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