JSOL×SAP/トレーサビリティー支援サービスを提供開始、衛星データ活用
2022年11月14日 13:22 / IT・システム
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JSOLとSAPジャパンは11月14日、食品・消費財メーカーを対象に、原材料調達のトレーサビリティーに関するコンサルティングサービスを開始すると発表した。
同サービスは、JSOLが提供。JSOLは、従来からSAP製品群を通じて提供してきた企業DXサービスに加え、新たに衛星データプラットフォームやAIを活用した解析など、衛星データの調達から解析を通じたソリューションの提供に努める。
一方のSAPジャパンは、クラウドサービスを通じて企業内の資源を最適化し、企業間をつなぐ取引をブロックチェーンの技術を用いて紐づけ、それらのデータを横断的に透過する。
サービス開始の背景として、製造業の原材料を調達する過程で、環境や人権問題といった社会的な課題が注目されており、消費者の視点で見ても、単に価格だけでなく、食の安全を示す原材料の履歴や、その商品がサステナブルであることを意識する購買傾向が高まっている。これを受けて2社は、農業・水産など第一次産業における課題解決を支援する運びとなった。
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