流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本調剤/医薬品情報WEBプラットフォームの導入を440店舗に拡大

2023年04月19日 17:59 / IT・システム

日本調剤は4月17日、医薬品情報WEBプラットフォーム「FINDAT(ファインダット)」の導入店舗を、大学病院・総合病院の門前薬局を中心に440店舗まで拡大したことを発表した。

あわせて、日本調剤の「FINDAT」導入済み薬局での有益な活用事例36件をとりまとめた「FINDAT」活用事例集を発行。トレーシングレポートや在宅訪問時におけるエビデンスと経済性に基づいた処方提案、服薬期間中の患者へのテレフォンフォローや副作用モニタリングなど、さまざまなシーンにおける「FINDAT」の活用事例を掲載している。これらを同社薬局職員や「FINDAT」導入施設にて共有することで、さらなる活用の進展につなげていく。

2021年8月に施行された「地域連携薬局」、「専門医療機関連携薬局」の認定制度で、地域の医療機関と医薬品の適正使用に関する情報提供の連携や、地域の医薬品情報室としての役割が施設基準として求められている。

同社では、認定制度が目指す薬局の姿を体現し、患者にとって身近な薬物治療の専門家としてより質の高い医療を提供できるよう、「FINDAT」をこれまで一部店舗に先行導入し、薬局での活用方法を検証してきた。社会や医療環境の変化に伴い調剤薬局・薬剤師の役割が多様化する中、高い専門性を持つ薬剤師が職能を存分に発揮できる環境を整え、患者への質の高い薬物治療の提供と、持続可能な社会保障制度への貢献を目指す。

■日本調剤の関連記事
日本調剤/4~12月は電子処方せん・電子お薬手帳推進で売上4.2%増

関連記事

IT・システム 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧