ローソン/秋葉原に都市型実験店、レジ待ち時間削減・客数アップ目指す
2018年10月09日 18:00 / 店舗レポート
ローソンは10月9日、「JEBL秋葉原スクエア店」(東京都千代田区)を都市型立地の実験店として刷新した。
<JEBL秋葉原スクエア店>

同店は、JR秋葉原駅からほど近いオフィスビル内に入居しており、店舗面積が約98m2の小型店となっている。
同社広報は、「今回の実証実験では、都市型のオフィス立地で顧客利便性とスタッフの生産性向上、混雑時のレジ待ち解消のため、他店舗で実験していた施策を集約して導入、客数アップを目指している。この店で効果を確かめられた施策を、他店舗にも水平展開していく」としている。
<都市型立地の小型店>

フライドフーズのセルフ販売、店内のどこでも決済できるサービス「ローソンスマホペイ」、自動販売機方式の「プチカフェコーナー」などを実施。
<即食性の高い食品のカテゴリー拡大>

都市型小型店のスペースの有効活用として、ランチニーズなどに応える即食性の高い食品のカテゴリーを拡大し、品数も標準店の約3500点から7割の2500点、棚4列に絞り込んでいる。
<ランチニーズなどに応える>

また、イートインスペースにも、電源や情報タブレット、文具貸出コーナーを設けるなど、ビジネスパーソンに便利なサービスを拡大した。
<フライドフーズセルフ販売を実施>

レジ待ち解消とスタッフの業務削減のための施策として、フライドフーズのセルフ販売を行う。
フライドフーズのケースをセルフ開閉式にし、顧客が自身で商品を選びピックアップする方式を取り入れた。
<「ローソンスマホペイ」を利用できる>

スマートフォンに事前にローソン公式アプリをダウンロードし、顧客が商品バーコードをスマホのカメラで読み取ることで、店内のどこでも決済できるサービス「ローソンスマホペイ」を利用できる。
晴海トリトンスクエア、ゲートシティ大崎、TOC大崎、フジテレビ店に続き5店舗目の導入となり、レジ待ち不要のストレスフリーな買物を体験できる。
<プチカフェコーナー>

通常のレジで購入するマチカフェに加え、その場で購入できる自動販売機方式の「プチカフェコーナー」を新設した。
マチカフェコーヒーとマチカフェ焼菓子を品揃えし、その場で購入できるように、釣り銭機能内蔵式コーヒーマシンを置いており、レジに並ばずに、マチカフェの購入が可能となっている。
<イートインコーナー>

さらに、イートインコーナー(6席)では、飲食での利用以外にも、ビジネスパーソンのちょっとした困りごとを解決する場としての機能を拡大。
<タブレットで新聞も読める>

タブレットでローソンアプリや雑誌、新聞紙面ビューアーが利用でき、文具貸出コーナーでは、ボールペン、修正液、はさみ、のり、セロハンテープを貸し出す。
<文具貸出コーナー>

無料でアロマを嗅ぐことができるスペースも設置し、リラックスした時間を過ごせる。アロマスペースの導入は同社初となる。
<無料でアロマを嗅ぐことができる>

ほぼ全てのスマートフォンに対応可能なモバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」を導入し、外出中の急な充電ニーズにも対応している。
<ChargeSPOT>

■ローソンJEBL秋葉原スクエア店」
住所:東京都千代田区神田練塀町85
営業時間:24時間
売場面積:約98m2