J.フロントリテイリング/12月の連結売上は0.3%減
J.フロントリテイリング(2015年2月期売上高:1兆1495億円)が発表した12月の連結売上は前年同月比0.3%減となった。
セグメント別では、百貨店事業は0.1%増、パルコ事業は1.4%増、卸売事業は21.0%減、クレジット事業は6.4%増、その他事業は7.6%増だった。
12月度の百貨店事業の売上は、気温が平年より高く推移したことにより、コート、手袋、ロングブーツなど、冬物衣料雑貨が苦戦した。
一方、ラグジュアリーブランドのほか、おせち、クリスマスケーキなどが好調に推移したほか、心斎橋店本館建替え前の売り納めセールによるかさ上げ効果もあった。
パルコ事業は、気温が平年より高く推移したことにより、コートなど冬物ファッションの動きが鈍かったものの、時計、化粧品などが好調を持続したほか、専門店ヌーヴ・エイの新規店舗による売上増が寄与した。
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