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婦人・子ども服/12月の既存店売上、4社そろって減

2018年01月30日 09:10 / 月次

婦人・子ども服4社の12月度の営業概況によると、既存店売上はファッションセンターしまむら0.2%減、アダストリアが0.1%減、西松屋チェーン0.5%減、ハニーズ1.8%減と4社そろって減少した。

<アダストリア店舗イメージ>
アダストリア店舗イメージ

■しまむら(2017年2月期:売上高5654億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)0.2%減、客数3.1%増、客単価0.7%減。

全店売上2.5%増。

12月度は出店14店、閉店0店で店舗数1401店。

■アダストリア(2017年2月期:2036億円)

既存店売上0.1%減、客数3.8%増、客単価3.8%減。

全店売2.9%増、客数7.0%増、客単価3.8%減。

12月は全国的に気温が前年より低く推移し、休日が1日少なかったものの、全店売上高は前年を上回った。

ブランド別ではニコアンド、ベイフロー、アパートバイローリーズ、バビロンが好調。

アイテム別では、前月に続きチェスターコート、ダウンコートなどのアウター類が売上の中心となったほか、マフラー類、ショートブーツなども人気だった。

出退店はなく、月末店舗数は合計1317店。

■西松屋チェーン(20日締、2017年2月期:売上高1362億円)
既存店売上0.5%減、客数0.5%減、客単価前年同月並み。

全店売上4.3%増、客数4.2%増、客単価0.1%増。

出店は10店、閉店4店で12月度末の店舗数は947店舗。

12月は、子供衣料においては、気温の低下に伴い、防寒商品を中心とした冬物衣料の売上高が堅調に推移。

育児・服飾雑貨においては、手袋やブーツなどの冬物を中心に売上高が伸びた。

その一方で、ベビー・マタニティの売上高が伸び悩んだ。12月は新たに10店舗出店したことや、インターネット販売の売上高が好調に推移したことにより、全社の売上高は伸長した。

■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上1.8%減、客数4.3%減、客単価2.6%増。

直営店売上前年同月並み、客数2.6%減、客単価2.7%増。

12月は、冬物の動きは順調だったものの、後半に北海道から日本海側にかけて悪天候が続き、既存店売上は前年を下回った。

出店2店、退店0店、月末合計店舗数869店。

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