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ドラッグストア/12月既存店売上、ウエルシア6.0%増、ツルハ3.8%増

2018年01月31日 13:00 / 月次

ドラッグストア15社が発表した2017年12月の営業概況によると、売上高5000億円強の上位5チェーンの既存店売上高は、ウエルシアホールディングス6.0%増、ツルハHD3.8%増、マツモトキヨシHD2.6%増、サンドラッグ1.6%増、コスモス薬品3.7%増とそろってプラスとなった。

<ドラッグストアの店舗(イメージカット)>
ドラッグストアの店舗(イメージカット)

■ウエルシアホールディングス(2017年2月期:売上高6231億円)
既存店売上高6.0%増、客数2.5%増、客単価3.5%増。
全店売上高13.5%増、客数11.0%増、客単価2.5%増。

ウエルシア薬局5.8%増、シミズ薬品11.5%増、グループ計6.0%増。
処方せん受付枚数106万4581枚。

■ツルハホールディングス(2017年5月期:売上高5770億円)
既存店売上高3.8%増、客数0.7%増、客単価3.1%増。
全店売上高7.8%増、客数5.3%増、客単価2.3%増。

2017年11月16日~12月15日には、ツルハドラッグ北41条店 、ツルハドラッグ郡山守山店、ツルハドラッグ東光12条店 、ツルハドラッグ仙台茂庭店 、ツルハドラッグ出水店、杏林堂薬局上島駅前店(調剤併設)など15店開店、2店閉店した。

総店舗数は1883店となった。

■マツモトキヨシホールディングス(2017年3月期:売上高5351億円)
既存店売上高2.6%増、FC6.5%増、全店3.7%増。

■サンドラッグ(2017年3月期:売上高5283億円)
グループ合計既存店売上高1.6%増、全店7.0%増。
ドラッグストア事業既存店売上高0.3%増、全店4.1%増。
ディスカウントストア事業既存店売上高3.9%増、全店12.2%増。

12月は駅前型サンドラッグ千日前店、心斎橋中央店、石橋店、小田薬局(サンドラッグファーマシーズ)をオープンした。

郊外型サンドラッグでは、日立河原子店、喜連西店が開店。

フランチャイズ店は、mac高松レインボー店、mac西連寺店店を出店した。

ディスカウントストア事業のダイレックスは、読谷店、三原ショッピングプラザ店、福山春日店をオープンした。

■コスモス薬品(2017年5月期:売上高5027億円)
既存店売上高3.7%増、全店売上高12.6%増。
5店を出店、閉店0店で総店舗数は867店。

■スギホールディングス(2017年2月期:売上高4307億円)
スギ薬局の既存店売上高2.1%増、客数2.8%減、客単価5.1%増。
スギ薬局の全店売上高5.6%増、客数1.3%増、客単価4.2%増。

スギ薬局事業の既存店売上高2.4%増、客数3.2%減、客単価5.8%増。
スギ薬局事業の全店売上高9.0%増、客数5.3%増、客単価3.5%増。

12月度の既存店ベースの売上伸率は、スギ薬局事業が2.4%増、ジャパン事業が0.6%増となり、スギ薬局全体の既存店売上は2.1%増となった。

全店ベースの売上伸率は、スギ薬局事業が9.0%増、ジャパン事業が10.8%減、スギ薬局全体の全店売上は5.6%増。

新規出店として9店舗を開設し、1店舗を閉店。結果、12月末のスギグループの総拠点数は1093拠点。

■ココカラファイン(2017年3月期:売上高3772億円)
既存店売上高1.9%増、客数0.1%減、客単価1.4%増。
全店売上高3.9%増、客数1.2%増、客単価1.2%増。

■カワチ薬品(2017年3月期:売上高2664億円)
連結既存店売上高2.2%減、全店売上高0.3%増。
個別既存店売上高1.6%減、全店売上高0.9%増。

新規出店は、栃木県にサテライトタイプを1店舗、茨城県にメガタイプを1店舗、計2店舗出店。新規調剤は、茨城県に1件併設した。

12月度は、主に関東エリアにおいては、昨年に比べ気温の低い日が多く季節関連商材は堅調に推移したものの、子会社のある東北エリアにおいては、降雪等が多かったことなどにより客数に影響し、売上高は微増に留まった。

■クリエイトSDホールディングス(2017年5月期:売上高2473億円)
既存店売上高3.4%増、全店売上高11.3%増。

柏豊四季台店、港南下永谷店、新白根店、湯河原宮上店、稲毛小仲台店、八王子西寺方町店を出店した。

■クスリのアオキホールディングス(2017年5月期:売上高1887億円)
既存店売上高8.5%増、客数5.9%増、客単価2.5%増。
全店売上高20.4%増、客数20.7%増、客単価0.2%減。

12月は2店を出店し、閉店は0。総店舗数は427店(2018年1月末現在)。

■クオール(2017年3月期:売上高1315億円)
調剤報酬は4.9%増、処方せん応需枚数は1.5%増。グループ合計店舗数は714店(うち売店24店)。

前年同月に比べ営業日数が1日少なかったが、新規店舗の患者増と季節性疾患の流行が昨年よりも早かったことから、処方箋応需枚数・調剤報酬ともに増加した。

■キリン堂ホールディングス(2017年2月期:売上高1164億円)
既存店売上高4.1%増、全店売上高8.9%増。

2店を出店、グループ店舗は367店となった。

■中部薬品(2017年3月期:1070億円)
既存店売上高6.6%増、客数3.5%増、客単価2.9%増。
全店売上高11.7%増。

3店を出店し、月末店舗数は358店。

■ゲンキー(2017年6月期:売上高833億円)
既存店売上高3.4%増、全社売上高14.5%増。
曜日調整後の既存店売上高3.5%増、全社売上高14.6%増。

■薬王堂(2017年2月期:売上高749億円)
既存店売上高5.5%増、客数2.2%増、客単価3.2%増。
全店売上高11.8%増、客数8.9%増、客単価2.6%増。

1店を出店、閉店はなく、月末店舗数は239店(うち調剤併設店3店・調剤専門薬局1店)。

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