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コンビニ/10月既存店、セブン6.0%減、ファミマ6.1%減、ローソン6.9%減

2020年11月10日月次

コンビニエンスストア各社が発表した10月の営業実績によると、既存店売上高の前年同月比は、セブン-イレブンが6.0%減と2カ月ぶりに前年割れとなった。

また、ファミリーマート6.1%減、ローソン6.9%減、ミニストップ8.9%減となり、全社が前年割れとなった。

各社とも、10月に実施されたタバコの値上げ、昨年の大型台風上陸による買いだめ需要などの反動減の影響があった。

■セブン-イレブン(2020年2月期:チェーン全店売上高4兆8988億円)
既存店売上高は、前年同月比6.0%減、客数9.8%減、客単価4.2%増。

チェーン全店売上高4.0%減、店舗数は2万941店。

既存店売上高は、2カ月ぶりに前年割れとなった。客数は12カ月連続マイナスだが、客単価は12カ月連続プラスとなった。

10月度は、値上げとなったタバコの9月のかけこみ需要の反動や、新型コロナウイルス感染予防の観点から、例年実施している集客を目的とした大型販促策を控えたマイナス要因があり、既存店売上は前年割れとなった。

一方で、食料品などをまとめ買いするニーズが継続していることにより、客単価は昨年を上回った。商品では、おうち時間の充実をテーマとした「高品質な商品」や「健康感のある商品」の販売が伸長した。

客数についてはコロナ禍の影響が続く一方、政府の観光支援施策などにより、観光立地の店舗を中心に人の動きに回復の兆しが見え始めているという。

■ファミリーマート(2020年2月期:チェーン全店売上高2兆9650億円)
既存店日商6.1%減、客数10.2%減、客単価4.6%増。全店売上高3.2%増となった。

単体では、出店20店、閉店7店、純増13店、合計1万5730店。

エリアフランチャイズは、沖縄329店、南九州390店、JR九州リテール207店、合計926店で、国内合計1万6656店だった。

10月からGo To トラベルキャンペーンの対象に東京都が追加されたことで全国的に観光客が戻りはじめ、客数は好調に推移した。さらに全国で地域共通クーポンの利用も開始したことから菓子や酒が好調に推移し客単価押上げの要因となった。

また、10月6日に発売した「こだわり」&「ごちそう」素材の新シリーズ「ごちむすび」も好調に推移しており、米飯の既存比の押上げに貢献した。

■ローソン(2020年2月期:チェーン全店売上高2兆5069億円)
既存店売上高6.9%減、客数12.0%減、客単価5.8%増。全店売上高6.0%減。

店舗数はグループで出店25店、閉店28店、総店舗数1万4494店。

デザートカテゴリーは、「バスチー」などの定番商品や継続して商品開発に取り組んでいる新感覚スイーツに加え、素材やメニューのシンプルなおいしさを追求した新シリーズ「Uchi Cafe Specialite」の3品「雲泡クリームのショート」、「栗堪能モンブラン」、「麗溶(うるど)けチーズテリーヌ」が好調に推移したことなどにより前年を上回った。

また、オリジナルアイス「Uchi Cafeアイス」シリーズの新商品として「バスチー」の味わいをアイスで再現した「カップアイスバスチー」など4品を発売、好評を博したことなどでアイスクリームは前年を大幅に超えた。

コロナ禍で需要が伸び、品ぞろえ拡充に取り組んでいる5つのカテゴリー(生鮮品・冷凍食品・日配食品・酒類・常温和洋菓子)はいずれも前年を大きく上回った。紙・衛生用品も引き続き前年を大幅に超えた。

たばこは、前月に見られた値上げ前の駆け込み需要の反動で販売が減少し、既存店売上高前年比を2%程度押し下げる要因となった。

■ミニストップ(2020年2月期:チェーン全店売上高3140億円)
既存店1店1日当たり売上高は39万円(8.9%減)、客数668人(12.4%減)、客単価584円(4.0%増)となった。全店売上高は9.2%減だった。

出店1店、閉店1店、期末店舗数は1999店。

新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい環境は続いているが、政府が進めるGoToトラベル事業などの経済対策の効果もあり、お客の生活行動に変化が見られた。しかし、前月度のたばこ買い置きの反動や、前年度の台風19号上陸に関わる売上増加分を上回ることができなかった。

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