流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





経産省/7月の商業動態統計、小売業は2.4%増の12兆7300億円

2021年08月30日 11:00 / 月次

経済産業省が発表した2021年7月の商業動態統計速報によると、商業販売額は46兆5990億円(前年同月比9.6%増)となった。

このうち卸売業は33兆8690億円(12.6%増)、小売業は12兆7300億円(2.4%増)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆7138億円(1.3%増)で、百貨店は4458億円(2.6%増)、スーパーは1兆2680億円(0.8%増)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が6.4%増、紳士服・洋品が3.0%減、その他の衣料品が1.9%減、婦人・子供服・洋品が0.2%減となったため、衣料品全体では1.6%増となった。飲食料品は2.2%増だった。

その他は、その他の商品が6.7%増、食堂・喫茶が5.1%増、家庭用電気機械器具が15.8%減、家具が4.9%減、家庭用品が4.7%減となったため、その他全体では4.7%増となった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、身の回り品が19.5%減、その他の衣料品が2.9%減、紳士服・洋品が0.3%減、婦人・子供服・洋品が3.2%増となったため、衣料品全体では3.5%減だった。スーパーの主力商品である飲食料品は、1.9%増となった。

その他は、家庭用品が14.6%減、家具が9.4%減、家庭用電気機械器具が3.9%減、その他の商品が0.9%減、食堂・喫茶が12.6%増となったため、その他全体では3.0%減だった。

関連記事

月次 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧