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ミニストップ/9月はホットスナック販売方法変更も既存店1.8%減

2022年10月11日 11:00 / 月次

ミニストップが10月11日に発表した9月の売上状況によると、既存店売上高1.8%減、客数0.3%増、客単価2.1%減となった。全店売上高は3.3%減だった。

<9月の売上状況>

既存店 売上高 1.8%減
客数 0.3%増
客単価 2.1%減
全店 売上高 3.3%減

店内加工ファストフードにおけるホットスナック販売方法変更(ケース内販売から陳列什器での販売への変更)、ポテトの品揃え強化、コールドスイーツ新商品(台湾蜜いもソフト、なめらかプリンパフェ)の好調な販売等の要因が客数の増に貢献し、既存店1店1日あたりの客数前年同月比は前年を上回った。

コンビニエンスストア商品は、季節の変化に対応した品揃えと売場づくりを進め、おにぎり、調理パン、冷し麺、菓子パン、アイスクリーム、飲料といった分類の売上が前年を上回った。一方で、月末のたばこ増税による駆け込み需要はほとんど見られず、コンビニエンスストア部門の売上と1店1日当たりの客単価を押し下げる要因となった。

4月から展開店舗数を拡大したデリバリーサービスは順調に取扱い店舗数を増やし、展開店舗数は8月末の677店舗から9月には1100店舗以上の店舗まで拡大し、全体の半数以上の店舗でサービスを開始した。全店舗で日用品の品揃えを拡充し、月末には「ミニストップ取り扱い1000店舗突破記念キャンペーン」を実施し、利用客を増やした。

ミニストップアプリは、ファストフードの新発売にあわせた会員向け値引きクーポン販促が引き続き好調で、登録会員数および利用客を増やした。値引きクーポン販促を行ったチキンやパフェ、抽選による無料クーポン販促を行ったポテトは前年の売上を15%以上上回る大きな伸びとなった。9月末時点のミニストップアプリダウンロード件数は58万件を突破した。

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