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ファミリーレストラン/7月既存店すかいらーく18.4%増、サイゼリヤ22.7%増

2023年08月22日 15:00 / 月次

ファミリーレストラン主要4社が発表した7月の月次営業情報によると、既存店売上高は、すかいらーく18.4%増、サイゼリヤ22.7%増、ジョイフル25.2%増、ロイヤルホスト19.5%増となった。

客数は、すかいらーく9.8%増、サイゼリヤ21.7%増、ジョイフル17.3%増、ロイヤルホスト16.1%増となっている。

客単価は、すかいらーく7.8%増、サイゼリヤ0.9%増、ジョイフル6.8%増、ロイヤルホスト2.9%増だった。

既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
すかいらーく 18.4%増 15.7%増
サイゼリヤ 22.7%増 22.2%増
ジョイフル 25.2%増 24.4%増
ロイヤルホスト 19.5%増

■すかいらーくホールディングス(2022年12月期:売上高3037億円)
既存店売上高18.4%増、客数9.8%増、客単価7.8%増、全店売上高15.7%増。

2019年比既存店売上高4.5%増。

7月は前月中旬以降の好調な売上動向が継続している。ガストの半額クーポン施策により客単価は減少しているが、一時的なもので、代わりに客数大幅増。特にディナー帯の客数が増加している。

しゃぶ葉は韓国フェアが好評。バーミヤンはグランドメニュー改定で手頃な価格の麺セットを複数導入し、お値打ち感を醸成、セットメニューの販売数が好調で客単価が増加した。

深夜営業時間延長店舗は7月末時点で1755店に拡大し、実施予定店舗での営業時間延長が完了となる。

新ブランド「桃菜」の8~12号店をオープン(戸塚上矢部店、足立入谷店、柏光ヶ丘店、志木本町店、多摩センター駅前店)し、5店全店で転換前対比売上高200%以上を達成した。

2023年7月度は新店1店(しゃぶ葉アトレ川崎店)、リモデル10店、業態転換7店(桃菜5店、ガスト1店、むさしの森珈琲1店)。グループ計2977店舗。

■サイゼリヤ(2022年8月期:売上高1442億円)
既存店売上高22.7%増、客数21.7%増、客単価0.9%増。店舗数1023店。

全店売上高22.2%増、客数21.2%増、客単価0.8%増。店舗数1056店。

休業10店舗、閉店1店舗だった。

「テークアウト客数=テークアウト売上高÷イートイン平均客単価」に基づき算出した客数を、テークアウトによる客数として加味している。

■ジョイフル(2023年6月期:売上高590億円)
既存店売上高25.2%増、客数17.3%増、客単価6.8%増。

全店売上高24.4%増、客数16.6%増、客単価6.8%増。

出退店0、店舗数合計562店。

■ロイヤルホールディングス(2022年12月期:外食事業535億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高19.5%増、客数16.1%増、客単価2.9%増。

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