総合スーパー/6月はイオン7.0%増、PPIH10.5%増、ヨーカドー0.6%増

2024年07月30日 15:53 / 月次

流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、6月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール7.0%増、PPIH(国内リテール主要5社)10.5%増、イトーヨーカ堂0.6%増となった。

<6月の実績>

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
イオンリテール 7.0%増 7.1%増
PPIH 10.5%増 12.5%増
イトーヨーカ堂 0.6%増 0.4%減

イオンリテール(2024年2月期:売上高1兆6798億円)
既存店7.0%増、全店7.1%増

総合小売業のイオンリテールは、定額減税控除額に合わせた「4万円セット」をはじめ、顧客の「欲しい」を後押しする生活応援企画「イオン 超!おトクな4weeks」を実施。その結果、夏物衣料や空調家電などが好調に推移し、既存店売上高が前年実績を上回った。

部門別では、水産、農産、畜産やグロサリー、デイリーフーズ、デリカが好調に推移した食品が22カ月連続で前年の既存店売上高を超えている。

旅行などの外出需要に対応した化粧品や調剤などが好調に推移したヘルス&ビューティケアも28カ月連続で前年の既存店売上高を上回った。

そのほか、商品の開発から販売までを一気通貫でデザインし、食の専門家チームが開発した商品を、プロのシェフの製法を再現し生産する新コンセプトの総菜プロセスセンター「Craft Delica Funabashi」が稼働。これにより、おいしさを追求した高品質な商品の販売と店舗作業の効率化の両立を目指していく。

PPIH(2023年6月期:売上高1兆9367億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上10.5%増、客数3.5%増、客単価6.7%増、対象店舗数596店
全店売上高12.5%増、対象店舗632店

・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高12.5%増、客数3.7%増、客単価8.5%増。家電製品11.3%増、日用雑貨品18.1%増、食品8.2%増、時計・ファッション用品13.7%増、スポーツ・レジャー用品19.2%増、対象店舗数466店
全店売上高15.2%増、対象店舗501店

・GMS事業(ユニー)
既存店売上高5.0%増、客数3.2%増、客単価1.8%増
衣料品3.2%増、住居関連品5.1%増、食品5.4%増、対象店舗数130店
全店売上高4.9%増、対象店舗131店

イトーヨーカ堂(2024年2月期:売上高7373億円)
既存店総売上高(SC計)0.6%増、商品売上3.3%減、客数2.2%減、客単価1.2%減、テナント9.2%増
全店総売上計0.4%減、うち商品売上5.6%減、テナント他11.3%増

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