ユナイテッドアローズ/9月の既存店13.7%増、9カ月連続の前年越え
2024年10月11日 14:30 / 月次
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ユナイテッドアローズ(2024年3月期:売上高1342億円)が10月2日に発表した2024年9月度月次売上概況によると、小売+ネット通販既存店の売上高は13.7%増、客数6.8%増、客単価7.2%増となった。
小売+ネット通販の売上高は17.8 %増、客数10.9%増、客単価7.3%増だった。小売、ネット通販、卸売等による売上を含むビジネスユニット計売上高は17.8%増、全社売上高21.0%増となった。
9月 | 小売+ネット通販既存店 | 小売+ネット通販 | ||||
売上高 | 客数 | 客単価 | 売上高 | 客数 | 客単価 | |
前年比 | 13.7%増 | 6.8%増 | 7.2%増 | 17.8%増 | 10.9%増 | 7.3%増 |
出退店は、小売6店を出店、改装2店、ネット通販は1店を出店、アウトレットは増減なし。月末店舗数は、小売店204、ネット通販55店、アウトレット26店、合計285店だった。
気温の低下に伴いシャツ、カット、ニットなどの秋物衣料の動きが強かったことに加え、ジャケット、パンツ、ワンピースなどのキレイ目アイテムも好調に推移し、既存店売上高は9カ月連続で前年を超過した。9月は前年同月に比べて休日が1日多く、小売+ネット通販既存店売上高前期比に対して1.5%程度の影響があったと推測している。
速報数値には収益認識基準変更の影響は含まれていない。収益認識基準変更の影響は確報値に反映され、速報値から数ポイント程度下がるほか、2023年8月から会員プログラムをリニューアルしたことに伴い、2024年4~7月においては旧制度と新制度の還元率の差による売上高前年比へのマイナス影響が追加発生している。2024年8月の確報値では、速報値に対して全社売上で0.4ポイントのプラス、小売+ネット通販既存店売上で2.4ポイントのマイナスとなっている。全社売上は有効期限を迎えたマイルの失効によるプラス影響が含まれる。
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