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トライアル/「smart成田店」スマートカート80台・AIカメラ40台導入

2021年07月09日 15:10 / 店舗

トライアルホールディングス傘下のトライアルカンパニーは7月9日、「トライアルsmart成田店(千葉県成田市)」をスマートストアとしてリニューアルオープンした。

<スマートストアイメージ>
スマートストア

スマートストアとは、同社によるとIoT機器、AI 術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にしたりする店舗形態。同店には、自社開発の「スマートショッピングカート」を約80台を導入し、デジタルサイネージ約25台を運用開始。7月23日には「リテールAIカメラ」約40台も導入を予定している。

これら機器の活用により「レジ待ち無し」「顧客と商品のマッチング」「欠品が起こりにくく、品ぞろえやレイアウトが最適化された売場」など、リアル店舗の機能拡張や価値増大を図る。

「スマートショッピングカート」は、専用のプリペイドカードをカートに登録の上、付属するスキャナーで顧客自らが商品バーコードを読み取ることで通常のレジでの商品登録、会計の手順を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができる。レジ待ちの時間を大幅に短縮するとともに、店舗オペレーションの省力化を実現する。売場でスキャンした商品に応じたレコメンドをカート付属のタブレット画面に表示したり、その場で使えるクーポンを配信したりするといった機能も搭載している。

「リテールAIカメラ」は、小売店での使用に特化したAIエンジン搭載カメラ。商品棚の監視、顧客の店内での動線分析を行うことで、発注、補充オペレーションの最適化を図り、顧客が欲しいものを欲しい時に購入できる、快適な売場づくりに寄与するもの。

「デジタルサイネージ」を活用し、店舗全体もしくは売場単位で、全ての機体が同一の音声付き動画・静止画を表示する「フィーバータイム」、惣菜売場で作りたて・揚げたて商品の品出しを知らせる「出来たて動画」など配信する。

「スマートショッピングカート」は、全国265店舗のトライアルのうち43店舗で合計約4300台が稼働している(smart成田店を含む)。「smart成田店」は、関東地方のトライアルでは、長沼店(千葉県)・宇都宮店(栃木県)に続き3店舗目のスマートショッピングカート導入店。「デジタルサイネージ」は、九州のトライアルを中心に15店舗(smart成田店含む)で合計約690台運用している。

■トライアルsmart成田店 概要
住所:千葉県成田市飯仲9番地4
店舗面積:約1487.6m2
取扱商品:生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品など
営業時間:24時間(年中無休)
サービスカウンター24時間
カー用品・家電コーナー9~22時
電話番号:0476-20-3422

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