うめきた2期地区/英国観光メディア監修のフードマーケット開業へ
2022年05月20日 13:40 / 店舗
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うめきた2期開発事業者JV9社(代表企業:三菱地所)は5月19日、「うめきた2期地区開発事業の南街区商業ゾーンにおいて、世界の主要都市で発行されているシティーガイド「Time Out」の編集者が監修した、食と文化を体験できる大規模フードマーケット「Time Out Market」の出店を決定したと発表した。
施設名称は「Time Out Market Osaka」を予定している。
同店舗の誘致にあたり、阪急阪神不動産とTIME OUT MARKET LIMITED(本社:英ロンドン。以下:TOM社)がマネジメント契約を締結した。「Time Out Market Osaka」では、関西の最高の食べ物や飲み物、文化を提供し、約3000m2のスペースに、厳選された関西のレストラン15店舗と2つのバーが登場。なお、「Time Out Market」はアジア初進出だという。
TOM社は1968年に英ロンドンで創業し、その都市で体験すべきこと(グルメ・文化・エンターテインメント)を紹介したシティーガイド「Time Out」を発行するなど、59カ国333都市でメディア事業を展開しているタイムアウトグループの一つ。
「Time Out Market」は、「Time Out」の編集者が監修する、その都市の厳選されたシェフやレストラン、ユニークな文化を一つ屋根の下で体験することができるフードマーケット。2014年に、リスボンの歴史的建築物にあるマーケットホールにオープンした最初の店舗は、瞬く間に市内で最も人気のある場所になり、この成功を受けて、2019年に北米の主要5都市、2021年にはドバイにオープンした。
今後、うめきた2期のほか、ポルト・アブダビ・プラハ・ロンドンなどへ出店する計画となっている。
うめきた2期開発事業は2024年夏に建物・公園の一部が順次オープンし、2027年に全体が完成予定だ。
■うめきた2期地区開発事業
計画地:大阪駅北大深西地区 土地区画整理事業区域内
地区面積:約9万1150m2(都市公園を含む)
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