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チムニー、マルシェ/資本・業務提携、店舗数約1200店の居酒屋チェーンに

2017年06月27日 19:21 / 経営

チムニーとマルシェは6月27日、資本・業務提携すると発表した。

チムニーは、「はなの舞」「さかなや道場」等の居酒屋を中心に、746店(直営店338店、コントラクト店舗91店、フランチャイズ店舗285店、グループ会社32店)を展開する。

マルシェは、「酔虎伝」「八剣伝」「居心伝」等の居酒屋を中心に、477店(直営店123店、フランチャイズ店舗354店)を出店している。

両社の店舗を合算すると1223店と、国内居酒屋チェーン有数の規模となり、資本業務提携により今後相互にさまざまなシナジーを追求してくことが可能となる。

今後、商品供給力、メニュー作成力、双方の地域特性を活かした店舗営業力の強化等を推進する予定だ。

マルシェは関西圏や郊外に店舗数が多い一方、チムニーは東京関東圏や首都圏に店舗数が多く、地域的な補完関係にあることから、資本業務提携により日本全国の店舗で上記施策を実施することが可能となり、これらの施策を通じて、企業価値向上を図る。

提携により、商材の相互供給や共同購買による付加価値の向上やコスト削減、共同フェアの開催等のコラボレーション企画の実施等による店舗力の向上、教育交流・人財交流・採用・人財マネジメントで協力する。

共同マーケティングによる効率化、出店促進のための物件や営業データの共有や、店舗運営ノウハウの共有による、経営効率の高い店舗づくり、そのほか企業価値向上に資すると、双方が協議した内容で協力する予定だ。

チムニーは、マルシェの筆頭株主である谷垣忠成氏とその共同保有者である谷垣八重子氏が保有するマルシェの発行済み普通株式合計954,500株(発行済株式総数の11.2%)を、うち899,500株を谷垣忠成氏から、うち55,000株を谷垣八重子氏からそれぞれ取得する予定だ。

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