小林出版/「新型コロナウイルス」休校で教科書販売できず破産

2020年04月02日 10:00 / 経営

東京商工リサーチによると、小林出版は3月24日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約1600万円。

大学の福祉系学部で使用される介護や社会福祉の教科書を出版していた。小林社長は、過去に小林出版で出版を手がけていたが、販売不振から2008年6月6日、東京地裁に破産を申請。その後、現・小林出版を設立して事業基盤の確立を目指していたが、「新型コロナウイルス」感染拡大による大学休校の影響で、新年度用向け教科書の計画通りの販売目途が立たず、事業継続が困難となった。

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