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宝酒造/厚労省「手指消毒用エタノールの優先供給スキーム」協力

2020年04月15日 15:30 / 経営

宝ホールディングスは4月15日、グループの宝酒造が、感染拡大が深刻化する新型コロナウイルス感染症における手指消毒用アルコール不足に対して、厚生労働省より「手指消毒用エタノールの優先供給スキーム」への協力要請を受け、特定発酵アルコールを供給すると発表した。

酒類、酒類調味料のほか、酒類用・工業用アルコール(エタノール)の製造・販売を行う同社では、従来より原料メーカーとしてアルコールを供給してきた。

現在日本国内では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、医療機関・高齢者施設などにおいて必要な手指消毒用エタノールのほか各種感染防護具等の需給がひっ迫している。

そこで、同社は手指消毒用エタノール不足の解消に応えるために、厚生労働省の「手指消毒用エタノールの優先供給スキーム」に則り特定発酵アルコールを供給。今後、厚生労働省を通じて医療機関・高齢者施設などに納入される予定だ。

■製品概要
製品:95度特定発酵アルコール
アルコール分:95度
容量:18リットル
容器:缶
供給数量:約5000本(9万リットル)

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