ドン・キホーテ/「経営会議」新設など組織再編
2020年06月26日 15:20 / 経営
ドン・キホーテなどを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、7月1日付で同社及び子会社の事業をカンパニー、商品、ホールディングス機能の三軸で再編、経営会議を設置するなどを骨子とした組織再編を行う。
近年、アジアへの出店強化、ユニーの買収、国内の店舗拡大を強化することにより、その規模が急速に拡大し、ドン・キホーテを始めとするディスカウント事業及び海外・GMS・金融事業へと事業内容も拡大することになり、ガバナンスの強化、各事業の意思決定の迅速化及びグループ経営管理が不可欠になったため、組織を変更するもの。
各事業の意思決定の迅速化とガバナンスの強化を図るために、経営会議を新設する。
経営会議は、取締役会で決定された経営方針に基づき、業務執行の委任を受け、さらに、各カンパニープレジデント、事業責任者、CMOなどに各担当の業務執行の委任を行う。
これにより、各カンパニープレジデント、事業責任者、CMOは、広範な権限を移譲され、意思決定が迅速化される見込み。
経営会議において、カンパニー、商品、ホールディングスの三軸の意思疎通が常に図られることにより、ガバナンスを強化する。
ホールディングスは、全社横断的な機能及びガバナンス機能を有し、CSOを中心に経営戦略の策定、経営資源の配分、予算の策定及び進捗管理を行い、CMIO、CDOを中心にデジタル、マーケティングなどのグループ全体の戦略を遂行する役割を担う。
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