ファミリーマートは7月28日、食品ロス削減に向けた取り組みとして、特殊な包装技術(ガス置換包装)を採用し、消費期限を1日延長させたサラダ、「海老とブロッコリーのサラダ」(税込398円)、「豚しゃぶのサラダ」(398円)を、関東地方の約3000店より発売する。
<海老とブロッコリーのサラダ>

ファミリーマートでは、持続可能な社会の実現に貢献するため、2030年及び2050年に向けた中長期目標として、「温室効果ガス(CO2排出量)の削減」、「プラスチック対策」、「食品ロスの削減」の3つのテーマに基づき数値目標を設定した、「ファミマecoビジョン2050」を掲げている。
2007年からバイオマスプラスチックを使用した容器をサラダに使用(2020年4月に全サラダ容器の環境配慮型への切り替えを完了)するほか、別売りドレッシングのインクを植物性由来に変更するなど、環境配慮に向けて取り組みを行っている。
<容器内の空気をサラダに適したガスに置き換え密封>

今回、さらに取り組みを進め、容器内の空気をサラダに適したガスに置き換え密封(ガス置換包装)することで、従来より消費期限を1日延長させることを実現した。
また、ふた部分をトップシール化することで、プラスチック使用量の削減も見込んでいる。
「海老とブロッコリーのサラダ」は、ブロッコリーやマカロニが入ったクリーミーなマヨ和えの上に、海老をトッピングした。
<豚しゃぶのサラダ>

「豚しゃぶのサラダ」は、冷たくてもおいしい 豚しゃぶと生野菜が一度に摂れるサラダとなっている。
両商品は8月には、順次販売エリアを拡大し、取り扱い店舗は約6000店に達する計画だ。