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ヤマキ/インドネシアの鰹節製造会社と資本・業務提携

2016年07月25日 14:30 / 経営

ヤマキは7月25日、インドネシアの鰹節製造会社であるエトミエコ・サラナ・ラウ社(PT. ETMIECO SARANA LAUT、以下「ESL社」)と資本・業務提携を行う、と発表した。

ヤマキは「鰹節屋・だし屋」として、和食の根幹である「鰹節・だし」を深め、広めることで、国内外の消費者の美味しく健康的な食生活に貢献することを目指している。

特に、基幹原料である鰹節については、原料であるカツオがグローバル資源となる環境下、より高品質で安心・安全な鰹節を、より安定的に調達する体制構築に、従来から取り組んでいる。

こうした取り組みの一環として、同社とESL社とは、2009年に同社購買用としてESL社製鰹節のスポット取引を開始。

その後取引量の拡大・同社からの技術指導などを通じて取引関係・信頼関係を深めてきた。

今回、両社共同検討の結果、資本・業務提携を行うことが両社にとって有意義であるとの結論に達し、同社によるESL社の発行済株式の21%を取得。

2016年7月に取締役1名、コミッショナー(インドネシア固有の役職。監査役に類似)1名の派遣手続きを完了した。

また、ヤマキがESL社から独占購買権(仕向地を問わない)を取得。これによりESL社はヤマキ専用の鰹節工場となる。

■ESL社の概要
代表者:社長 エティ・ロンピス(Etty Rompis)
設立:2000年
所在地:インドネシア共和国 北スラウェシ州 ビトン
従業員数:約60人
事業規模:生産数量 約500t/年、売上高 約5億円
事業内容:鰹節等の製造

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