エフティ資生堂/「はじめてのマインドフルネス」研修を実施
2016年10月25日 15:00 / 経営
エフティ資生堂は10月25日、「はじめてのマインドフルネス」研修を実施した。
マインドフルネスの考え方を取り入れた美容法を提案しているスキンケア製品「専科」チームを含め、25名の社員が参加した。
「専科」は、「濃密な洗顔時間を。」をメインコピーに、濃密なケアを届ける新設計に洗顔ラインを今年3月、ボディソープとスキンケアラインを今秋リニューアルした。
現代女性のライフスタイルが多様化し、「時間活用」の観念も変化が見られ、女性たちが求めるものは、効率を重視した「時短」の発想よりも、たとえ短い時間しか割けなくても一つひとつの時間を丁寧に過ごし、心ゆくまで楽しみたいという「濃密時間」の発想へとシフトしてきているという。
そこで、「専科」は、濃密泡洗顔と、濃密なとろみのある化粧水でマインドフルネスなスキンケアを提案。毎日のスキンケアで、ストレス緩和を目指す。
岩崎哲夫社長は、「マインドフルネスは、気持ちを落ち着かせ、一つのことに意識を傾ける考え方。専科は機能性とともに情緒性を兼ね備えたパーソナルケアを追求しており、濃密泡でゆっくり洗顔に集中し、自分を癒す情緒性がマインドフルネスの考え方にもつながる。ぜひ、社員の皆さんの業務向上のヒントにしてほしい」と話した。
研修では、Campus for Hの西本真寛さんを講師に招き、ワークショップや瞑想の実践を交えて、講義を行った。
西本さんは、「現代人はマルチタスキング、マルチデバイスで情報過多、意思決定疲れで、注意力が散漫になっている。マインドフルネスは、注意のトレーニング、意識的に現在の瞬間に集中すること。そうすると、集中力や創造性のアップ、やる気や対人関係のパフォーマンス向上につながる」と説明。
実践方法として、「現在に意識を集中する瞑想を日常に取り入れてみてほしい。呼吸に集中し、意識が拡散しても、また集中するだけでよい。姿勢を正し、ゆっくり呼吸し、吸う息より吐く息を長くするのもお勧め。日常生活では、移動中の電車の中で集中瞑想を行ったり、ランチをゆっくり味わい、自分の感覚に集中したり、メールを送る前に一呼吸おいたりするだけでも、実践できる」と解説した。
参加者からは、「瞑想というと難しそうだが、呼吸やスキンケアに集中することでもできるなら、マインドフルネスを実践できそう」などと日常生活に取り入れたいという声が上がった。
<「専科」マインドフルネス美容とは>
■「専科」ブランドサイト
http://www.hada-senka.com/
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