ツルハ、メディセオ/CO2削減の医薬品流通最適化モデル推進で協業
2021年06月22日 12:35 / 経営
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ツルハホールディングスは6月22日、子会社のツルハが、メディパルホールディングスの完全子会社であるメディセオと「医薬品流通の最適化モデルの推進」のために、協業すると発表した。
ツルハとメディセオは、国土交通省の地球温暖化対策として定められた温室効果ガス削減目標の達成のため、運輸部門のCO2排出量の3分の1以上を占める「物流分野におけるCO2削減」を極めて重要であると考え、これまで北海道と東北のツルハ調剤薬局において実証実験を行っていた。
結果として、ツルハでの納品回数の見直しにより、メディセオの配送の際に排出されるCO2の削減効果が見込まれることが判明し、さらに円滑な商品流通も確保できることが確認された。
以上を踏まえ、更なる環境保護、CO2排出量削減を目的とし、ツルハでは調剤薬局全店に取り組みを広げる。導入候補薬局は、北海道103店舗、東北105店舗、関東・甲信越66店舗、中部・関西・四国36店舗の合計310店舗となる。
ツルハとメディセオは、協業により国連が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」に対して積極的に貢献したいという。
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