ファミリーマート/フードドライブ回収BOXに海洋プラスチックごみを一部使用
2021年09月21日 10:30 / 経営
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ファミリーマートは10月初旬から順次、全国展開している「ファミマフードドライブ」の食品を回収するために店舗に設置している回収BOXを、海洋プラスチックごみを原材料の一部として使用したものに変更する。
ファミマフードドライブとは、家庭で余っている食品をファミリーマート店舗に持参し、地域の自治体やNPOなどの協力パートナーを通じて、支援が必要な人に提供する取り組みで4月から全国展開している。取り組みを通じて、家庭にある余った食品が活用され、食品ロスの削減につながる。
また、全国に店舗があるファミリーマートを回収拠点とすることで、地域の人々は、気軽に社会貢献活動に参加できる。9月21日現在、全国31都道県529店舗で実施している。
新しい回収BOXは、長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックを原材料の一部に使用し、岐阜プラスチック工業が製造した。外寸は530×366×325mmで、容量は50リットル。ファミリーマートにおいて、海洋プラスチックごみを原材料の一部として使用する店舗用備品は、2月に一部店舗において導入した買い物かごに続き、2例目となる。
今回も、テラサイクルジャパンが、長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックごみを調達し、伊藤忠商事と協働して製造した。ファミマフードドライブの取り組みを通じて、世界的な関心となっている海洋プラスチックごみ問題の啓発活動にも取り組む。また、新しい回収BOX を製造する費用は、レジ袋有料化に伴う、直営店の収益金の一部を充当する。
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