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ファミリーマート/40周年プロジェクトで食品回収活動「フードドライブ」

2021年04月02日 11:50 / 経営

ファミリーマートは4月から、9月に創立40周年を迎えることを受けて、顧客の来店頻度を高めることを目的とする記念プロジェクト「40のいいこと」として「ファミマフードドライブ」の全国展開を開始する。

<ファミマフードドライブのロゴマーク>

「ファミマフードドライブ」は、家庭で余っている食品をファミリーマートの店舗に持ち寄ってもらい、自治体やNPOなどの協力パートナーを通じて、支援が必要な人に提供する活動。

<「ファミマフードドライブ」の取り組みイメージ>

具体的には、顧客などが店頭に持ち寄った食品を店舗で受け付ける。店舗では、回収ボックスを設置して食品を預かる。その後、取り組みに賛同する自治体などの協力パートナーが店舗から食品を回収し、店舗のある地域などで支援が必要な人に寄贈する。回収頻度や食品寄贈先は協力パートナーによって異なる。活動はパートナーの協力が得られる地域で、実施を希望する店で行う。

<店舗に設置される回収ボックスのイメージ>

食品は「未開封で破損していない」「賞味期限まで2か月以上ある」「常温保存が可能」という条件にあったもののみを受け付ける。条件は自治体などの協力パートナーにより異なる場合がある。アルコール、日用品、金銭など食品以外のものは受け付けない。

ファミリーマートでは「40のいいこと」で「もっと美味しく」「たのしいおトク」「『あなた』のうれしい」「食の安全・安心、地球にもやさしい」「わくわく働けるお店」という5つのキーワードを掲げている。

今回の活動は、そのうち「食の安全・安心、地球にもやさしい」の取り組みの一環。これまで愛知県日進市の店舗などの一部店舗で行ってきたが、制度を整えて全国の希望する店舗で展開することにした。

同社では、「ファミマフードドライブ」を通じて、家庭にある余った食品が活用され、食品ロスの削減につながると同時に、全国のファミリーマート店舗を回収拠点とすることで、地域の人たちに気軽に社会貢献活動に参加してもらいたいとしている。

ファミマフードドライブ
https://www.family.co.jp/sustainability/material_issues/society/community/fooddrive.html

ファミリーマート 40周年プロジェクト
https://www.family.co.jp/campaign/spot/2021_40th.html

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