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イオン／GMS事業が13年以来10期ぶりに上期黒字

2023年10月11日 18:15 ／ 経営

イオンは10月11日、2024年2月期第2四半期連結決算において、GMS事業（イオンリテール、イオン九州、イオン北海道、イオン東北、サンデー）が2013年以来10期ぶりに上期黒字化を達成したと発表した。

＜江川敬明執行役＞
江川敬明執行役

GMS事業は、営業収益1兆6710億7400万円（4.5％増）、営業利益36億1500万円（前年同期より73億6900万円の増益）だった。

同日行われた決算説明会で、江川敬明執行役 財務・経営管理担当は「コロナ下で経営統合したイオン九州、イオン東北など地域GMS各社が、好調で黒字化に貢献した。イオンリテールは第1四半期で業績が前年を下回ったが、第2四半期で盛り返し、上期で前年同水準まで回復した。通年でも、前期を上回る業績を期待している」と説明した。

また、イオンリテールでは、トップバリュ売り上げが前年同期比8.5％増（食品11.6％増）、冷凍食品専門店「＠フローズン」の出店加速など成長戦略を推進した。

さらに、コスト上昇を売上総利益の改善、省エネ投資、セミセルフレジ・レジゴー導入、AIカメラ活用、デジタルサイネージで情報共有を行うMaIボードなどDXによる業務効率化で打ち返したという。

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