銀座のステーキ/「エイジング・ビーフ」の新和を全株式取得
2024年09月10日 13:11 / 経営
ベルーナの100%連結子会社で「銀座のステーキ」などの飲食事業を展開するエルドラドは9月6日、新和の発行済普通株式を全て取得した。
新和の商号は、エイジング・ビーフに変更する。
2015年10月に設立された新和は、「エイジング・ビーフ」のブランド名で熟成和牛の焼肉店やステーキ店を展開、その他ハンバーグや牛タンに特化した定食専門店など現在16店舗を運営している。
「熟成和牛焼肉 Aging Beef」は、西日暮里店(東京)、渋谷店(東京)、ワテラス神田秋葉原店(東京)、吉祥寺店(東京)、TOKYO新宿三丁目店(東京)、神楽坂飯田橋店(東京)、大宮店(埼玉)、横浜店(神奈川)、軽井沢店(長野)を出店している。
「grilled Aging Beef」は、TOKYO新宿三丁目店(東京)、淡路町店(東京)、横浜店(神奈川)、「Salon de Aging Beef」は、銀座店(東京)を、そのほか、「釜元たん米衛」恵比寿店(東京)、「釜元はん米衛」中目黒店(東京)、「おにやんま」大宮店(埼玉)を展開している。
国産黒毛和牛の熟成肉などの商品のクオリティ、ホスピタリティの高い接客、コストパフォーマンスが評価され、新型コロナウイルス感染症の収束後は、創業以来の最高益を達成した。直近事業年度における売上高は、28億2500万円、当期純利益は2億4600万円の見通しだ。
今後、ベルーナが資本的側面で支援することにより、新規店舗の出店など今まで以上にスピード感を持った事業拡大が期待できる。
「銀座のステーキ」との共同仕入れ、オペレーティングノウハウの共有や人材交流を行うことによりサービスレベルの向上などシナジー効果も発揮でき、グロース領域に位置付けるプロパティ事業の成長性・収益性の拡大への貢献が期待できるという。
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