サンマルクHD/牛かつもと村買収し海外展開・インバウンド強化、100億円調達

2024年11月20日 16:30 / 経営

サンマルクホールディングスは11月19日、牛カツ定食を運営する「牛かつもと村」を孫会社化すると発表した。

12月上旬に、牛かつもと村、極品國際餐飲の親会社であるB級グルメ研究所ホールディングス、BQ Internationalを完全子会社化する予定だ。

株式の取得額は104億円、アドバイザリー費用などの概算額は1億円、計105億円。

株式取得に伴い、手元資金水準が低下するため、運転資金として、中国銀行、三菱UFJ銀行から100億円を借入する。

グループは、2029年3月期までを対象とした中期経営計画期間内において、「サンマルクカフェ」「鎌倉パスタ」に続く成長の第3のブランド確立のための投資を進めており、既存業態の強化に加え、M&Aによる事業拡大を図っている。

M&Aの対象として、今後も継続的に高い水準が続くと想定されるインバウンド観光客の取り込みや、海外進出の本格化を目的とした和食業態の獲得を目指していた。

牛かつもと村は、牛カツ定食業態「牛かつもと村」を直営店舗で30店舗(国内28店舗、海外2店舗)を運営している。

牛カツ定食業態を中核とする牛かつもと村をグループ内に取り込むことにより、グループのインバウンド観光客の取込みや海外進出の強化を見込む。

なお、2024年6月期の牛かつもと村の売上高は45億円3200万円、営業利益6億7900万円、経常利益6億8400万円、当期純利益4億8100万円。

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