ビックカメラ/2029年8月期グループ売上1兆1000億円の中計発表
2024年10月21日 15:23 / 経営
ビックカメラは10月18日、2025年8月期から2029年8月期までの「中期経営計画~Vision 2029~」を発表した。
最終年度の2029年8月期は、ビックカメラ売上高5300億円・営業利益160億円、コジマ売上高3150億円・営業利益90億円、ソフマップ売上高946億円・営業利益23億円、グループ合計売上高1兆1000億円・営業利益400億円、ROE10.5%とした。
2024年8月期の実績は、ビックカメラ売上高4503億円・営業利益63億円、コジマ売上高2698億円・営業利益63億円、ソフマップ売上高617億円・営業利益15億円、グループ合計売上高9225億円・営業利益243億円、ROE9.6%だった。
2029年8月期のチャネル別売上高は、店舗6823億円、EC1602億円、法人690億円、合計9115億円、免税売上高825億円の計画。2024年8月期実績は、店舗5982億円、EC1019億円、法人500億円、合計7502億円、免税売上高648億円だった。
重点戦略として、「店舗を起点とした顧客戦略」「グループアセット活用による買替需要の創出戦略」「インバウンド強化戦略」を推進する。
成長投資として、5カ年で800億円を計画し、成長領域におけるM&A、ビックカメラ・コジマ・ソフマップ(含むじゃんぱら)で年間5~10店舗程度の新規出店する。さらに、 IT・物流への投資、既存店舗の改装、一部店舗物件の自社保有化を進める計画だ。
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