個人経営の寿司店と同様に、シャリを握り、店舗で魚をさばき、ネタを仕込むことから、個店の名称に「目黒店」のような地名ではなく「鮨陽」を用いた。今回は、開発担当者の堀江陽商品企画部長の名前を使った。
あきんどスシローでは新業態開発の責任の所在をはっきりさせ、よりスピード感のある業態開発を目指し、2015年10月にスシロークリエイティブダイニングを設立。水留浩一社長CEOが社長を兼務している。
堀江陽氏は、スシロークリエイティブダイニングでは取締役となっている。
1号店は、2015年1月29日に新業態のスシダイニングとして出店した「ツマミグイ中目黒店」を業態転換して出店した。
ツマミグイ中目黒店は2015年10月18日、改装のため閉店し、11月16日に「七海の幸 鮨陽」としてオープンした。
ツマミグイは「おすしの時間を新しく。」をテーマに、寿司を洋風にアレンジしたスマートスシダイニングを展開。2015年6月19日に2号店「赤坂見附店」、7月31日に3号店「新橋店」をオープンした。
新橋店オープンを機に、一口サイズの寿司を中心としたメニューから通常の寿司をメインとしたメニューに変更をするなど、業態の確立を目指していた。
ツマミグイ業態は3月25日に、赤坂見附店を閉店する。今後、「七海の幸 鮨陽」と異なるオフィスを周辺に持つ飲食店街で運営する「ツマミグイ 新橋店」で、洋風の要素を入れた店舗として、メニューやオペレーションの検証を継続する予定だ。
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