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ラオックス/上海呉松口国際郵輪港と提携

2016年06月02日 16:25 / トピックス海外経営

ラオックスは、中国最大規模のクルーズ船ターミナル港である上海呉松口国際郵輪港を運営する上海呉松口国際郵輪港発展と広告位租賃合同書を締結した。

<上海呉松口国際郵輪港>
上海呉松口国際郵輪港

ターミナル内の全ての看板広告の運用やターミナル内への店舗展開、ショールーム運営などに関する連携を進める。

日本にクルーズ船で入国した外国人旅客数は、2013年は約17万4000人、2014年は約41万6000人、2015年は約111万6000人と、政府が「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」で掲げた2020年の「クルーズ100万人時代」を早くも前倒し達成した。

特に、中国からのクルーズ船の寄港増加が目標の前倒し達成に寄与している。

今回、連携を開始する上海呉松口国際郵輪港は、中国有数のクルーズ船発着港で、うち訪日のクルーズ船の本数は、2014年217便、2015年283便と年々増加しており、2016年度は607便となる見込み。

2016年度の上海呉松口国際郵輪港全体の利用者数は400万人を超えるとみられ、うち訪日の乗客数は174万人に到達する見込みだ。

ラオックスは、日本国内におけるクルーズ船の寄港地として有数のエリアに店舗展開をしており、その受け入れ態勢に関するノウハウも蓄積している。

連携により、ターミナル内の看板広告約378㎡の運営代理業務、ターミナル内への出店(予約受付、日本ラオックス店舗等での引き渡し)を実施。

ショールームの運営(メイドインジャパン商品の紹介、日本の観光紹介等)、飲食スペースの運営を担う。ターミナル内での総運営面積は約770㎡となる予定だ。

実際に訪日を果たしたお客への商品やサービスを含むジャパンプレミアムの提供のほか、入国前の訪日予定のお客に対しても、メイドインジャパンの商品やサービスを紹介し事前に体験してもらうと同時に、日本国内での着実な入店誘導を目指す。

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