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ロフトは8月1日、創業以来はじめて、30年ぶりに包装紙を一紙し、新ラッピングデザインを導入する。
企業イメージの核となるビジュアル・アイデンティティが伝わるデザインを目指した。
デザインは、従来の黄色と黒の「時代や個性」を主張するイメージから、白と黄色による「上質感」「若い感性を持つ大人」を意識したスタイリッシュなデザインに刷新した。
渋谷ロフト、池袋ロフト、有楽町ロフトの3店で先行導入し、その後順次108店全店での展開に拡大する。
1987年の創業以来、「LOFT」のロゴマークや印象的な黄色のショッピングバッグは時代を見据えた、個性的で流行の最先端を表すイメージで、30年あまり親しまれてきた。
その間、ロフトのロゴマークは、全国的に知れ渡り、現在では「ロフトイエロー」と言われている。コーポレートカラー=黄色のイメージが、ロフトのお客には十二分に浸透している。
その反面、日本全国どこでも目にできて、お手ごろな雑貨を扱うショップというステレオタイプの印象がはびこり、ロフトの個性的な魅力がぼやけてきた面もある。
今回、今という時代を捉え、将来的にロフトが目指す「時代の変化とともに進化する、雑貨文化を牽引する企業」であり続けることを意識し、ブランドイメージを引き上げる源泉としてラッピングデザインの刷新を決断したという。
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