モスフード/独立希望者を採用、チェーンの若返り促進
2018年03月26日 13:30 / 経営
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モスフードサービスは4月、独立希望者向け採用・教育制度「サンライズシステム」を導入する。
独立希望者を採用し、3年間という短期間でモスバーガー加盟店オーナーに育成・輩出していくことで、チェーンの若返りを促進する。
今回導入する「サンライズシステム」は、オーナーとして独立することを前提に、将来の独立希望者を採用・教育する支援制度。
入社後3年を目途に、社員が独立する際には、200万円の加盟金を50万円に減額し、開業資金の補助として100万円を支給する。
店舗取得についても、独立時の資金状況に合わせて、「一括買取型」、「分割買取型」、「レンタル型」の3タイプから選択できる。
入社後は、同社の100%出資店舗運営子会社であるモスストアカンパニーに出向し、店舗で経験を積みながら、各種研修を経て、経営者として必要なマインドを学ぶ。
2018年度中に5名の独立希望者の採用、2022年度までに40人の独立希望者の採用を目指す。
同チェーンは創業から46年が経ち、加盟店オーナーの平均年齢は59歳となっています。スムーズな事業承継による若返りは重要な経営課題となっている。
10数年前より取り組んでいる次世代向けオーナー研修も2015年には大幅に見直しを行い、強化することで、新たなオーナーの育成を促進してきた。
加えて、2016年には、社員独立制度をグループ会社まで広めることで、全社一丸となって課題に取り組んでいる。
今回の制度導入により、さらに積極的に次世代オーナーを獲得し、チェーンの成長力を高める。
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