CCC/共創コミュニティ「Blabo!」運営会社を子会社化
2018年08月07日 15:00 / 経営
カルチュア・コンビニエンス・クラブは8月7日、共創コミュニティ「Blabo!」を運営するBlaboの発行する株式を100%取得しグループ会社化したと発表した。
CCCの保有する6700万人の生活者ライフスタイル・データベースとBlaboが強みとする生活者コミュニティを活用したインサイト発見型商品開発支援メソッドを掛け合わせた、新たな共創マーケティングサービスの提供を開始する。
生活者のライフスタイルが多様化し続ける昨今、メーカーや小売店が提供する商品やサービスにおいても、顧客視点に立った価値あるものが求められる社会へと変化している。
Blaboは、2011年から、生活者のアイデアを企業の商品開発に役立て・カタチにする共創コミュニティ「Blabo!」を運営している。
「Blabo!」に登録する2万5千人の生活者がプランナーとして企業の商品開発に参加し、アイデアを提供。
これまで、日本コカ・コーラ、キリンビール、ハウス食品、森永乳業をはじめとした大手企業から経産省、神奈川県、鳥取県をはじめとした行政まで200社以上が活用し、150個以上の商品やサービスが、生活者のアイデアから実現している。
Blaboは、CCCグループが主催するベンチャー企業向け協業プログラム「T-VENTURE PROGRAM」の第四期にて、優秀賞を受賞。
CCCは同取り組みをより効果的なものとして実現するにあたり、BlaboをCCCグループに迎え入れることとした。
CCCとBlaboは、今後も日本全国の様々な社会的価値を、あらゆるステークホルダーと共に実現しながら、世の中に新しいライフスタイルの提案を図っていく。
なお、Blabo代表の坂田直樹氏は、今後も継続的に同社の代表取締役CEOとして経営を指揮する。
■共創コミュニティ「Blabo!」
https://bla.bo
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