セブンペイ/「セキュリティ対策プロジェクト」設置、二段階認証導入
2019年07月06日 09:29 / IT・システム
セブン&アイ・ホールディングスは7月5日、バーコード決済サービス「7pay(セブンペイ)」不正アクセス被害の発覚を受け、「セキュリティ対策プロジェクト」を立ち上げた。
これまで、緊急対策本部を設置し対応を進めていた。さらなる原因分析と、包括的なセキュリティ対策のための独立した組織として設置した。
プロジェクトは、現在発生している事案の発生原因の分析と特定を行う。今後、安心してセブン&アイ独自の決済、ECなどのサービスを利用してもらうための安全対策を検討、実施する。
組織の発足に伴い、より安全・安心なサービスの提供を目指し、キャッシュレス推進協議会の定めるガイドラインなど、各種指針に基づいた対策を講じる。
すでに、セブン・ペイ社内におけるモニタリング対応人数の増員とモニタリング項目を拡大している。
今後、セブンペイに二段階認証を導入し、チャージ 1 回あたりの上限額の見直しをする。グループ横断的・包括的なセキュリティ設計コンセプトの見直しやセキュリティ評価方法と範囲を見直す。
プロジェクトの総責任者には、セブン&アイHDの後藤克弘代表取締役副社長が就いた。プロジェクトリーダーには、セブン&アイHDの清水健デジタル戦略推進本部デジタル戦略部執行役員と小林勉セブン・ペイ社長が就いた。
■セブンペイ
https://www.7pay.co.jp/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。