ドトール・日レスHD/3~11月、新商品導入やリニューアルで増収増益
2023年01月16日 11:10 / 決算
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ドトール・日レスホールディングスが1月13日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、売上高944億5900万円(前年同期比15.3%増)、営業利益20億4500万円(前期は9億2100万円の損失)、経常利益24億9200万円(前期は7億4400万円の損失)、親会社に帰属する当期利益29億5500万円(18.7%減)となった。
グループは、「外食業界におけるエクセレント・リーディングカンパニー」の地位確立を目指し、立地を厳選して海外を含め、グループ全体で51店舗(直営店30店舗、加盟店18店舗、海外3店舗)を新規出店した。
既存事業においては、店舗において各業態別での新商品の導入やリニューアルをはじめ、テイクアウトメニューや売店商品の拡充、卸売事業の拡大など、コロナ禍に取組んだ活動を継続するとともに、さまざまなキャンペーンを実施し、販促活動を強化することで、売上および客数の回復を目指した。また、自社流通センターの稼働や節水機の導入など、物流や購買の見直しを図り、業務の効率化を推進するとともに、徹底した管理コストの削減など、事業基盤の強化に努めた。
新規出店においては、サービスエリアや書店併設店舗をはじめ、メガネスーパーと連携した郊外への新規出店や金融機関との連携など新たな立地に対する取組みを強化した。その結果、コロナ前の経営数値への改善には至っていないものの、回復傾向はハッキリと見える形で出てきた状況となった。
通期は、売上高1250億円(14.3%増)、営業利益23億5000万円、経常利益25億円、親会社に帰属する当期利益22億円(80.2%増)を見込んでいる。
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