株式会社ZOZO

ZOZOは、ファッションECサイト「ZOZOTOWN」、ファッションメディア「WEAR」等の運営を中心としたEC専門企業。2019年9月にソフトバンクグループ傘下となっています。

連結子会社は、ZOZO NEXT、ZOZO Apparel USA., Inc.、ZOZO NEW ZEALAND LIMITED、南通卓騰信息科技の4社で構成しています。

親会社であるLINEヤフーとの連携深化によるシナジー創出、ZOZOTOWNのリブランディング、利益構造の多様化、フルフィルメントとECシステム機能強化、システムエンジニアのリソース強化を進めています。

ZOZOTOWN事業は、各ブランドからファッション商材を自社で仕入れ、在庫リスクを負担して販売を行っています。さらに受託販売は、各ブランドがテナント形式でZOZOTOWNに出店し、各ブランドの商品を物流拠点に受託在庫として預かり、販売しています。

出店数は、1,595店舗、ブランド数は9,021です。

USED販売は、主に個人ユーザー等から中古ファッション商材を買い取り、自社在庫を持ちながら販売を行っています。

LINEヤフーが運営するオンラインショッピングモール「Yahoo!ショッピング」へZOZOTOWNを出店、同社が運営するネットオークションサービス「Yahoo!オークション」へZOZOUSEDを出店し、商品を販売しています。

この他、BtoB事業として、アパレルメーカーが独自に運営するECサイトのシステム開発、デザイン制作、物流請負、マーケティング支援など、必要に応じて各種フルフィルメント関連業務を支援する事業、「ZOZOTOWN」と「WEAR」のユーザーリーチ基盤を活用し、取引先ブランドやソフトバンクグループ各社等に広告枠を提供し、広告収入を得る事業等があります。

2024年3月期の業績は、売上高1,970億1,600万円（前期比7.4 ％増）、営業利益600億7,900万円（6.5％増）、経常利益597億6,400万円（5.4％増）、親会社に帰属する当期利益443億4,100万円（12.2％増）と増収増益です。

2025年3月期の業績予想は、売上高2,144億円（8.8％増）、営業利益642億円（6.9％増）、経常利益642億円（7.4％増）、親会社に帰属する当期利益452億円（1.9％増）を見込んでいます。