7-Eleven/2030年度までに30の国と地域に展開、未進出国を開拓
2023年04月07日 14:00 / 海外
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セブン&アイ・ホールディングスは4月6日、グローバルCVS事業を推進するために2022年1月に設立した7-Eleven International LLC(7IN)の中期目標を発表した。
7INは北米・日本を除く全世界における成長機会を追求し、2030年度までに30の国と地域に進出し、2025年度までに日本・北米を除く地域で5万店以上を展開する計画だ。7INは現在、日本・北米などを除く15の国と地域に、4万6757店を展開している。
同社は現在、既存展開国の支援、既存ライセンシーへの戦略的投融資、新規展開国への進出を担っている。具体的には、ライセンシーに対する戦略的投融資を通じ、事業運営に対する関与を高め、加速度的な利益成長を追求する。
そのため今回、ベトナム事業に対する投融資の実行を決定した。ベトナムでは、2022年度に79店を展開しているが、都市計画に基づく集中出店を実現し、SEJ/SEIのノウハウを現地顧客向けにローカライズすることで、大量出店をする。2023年度115店、2026年度275店、2028年度500店の展開を計画している。
また、バリューチェーン・商品開発では、ファストフードを中心とした高品質なオリジナル商品を品揃えし、圧倒的差別化を実現する。そのため、日本デリカフーズ協同組合(NDF)のパートナーとの強固なパートナーシップを構築する。
さらに、7-Eleven Global Technologyを導入し、単品管理の実行、デリバリー、ロイヤリティプログラムなどによりお客の体験価値の向上を実現する計画だ。
セブン&アイの井阪隆一社長は、「ベトナムで、ひとつの成功モデルを作り、このモデルを未進出国で展開することで、さらなるグローバルCVS事業の成長を図る」と述べている。
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