ショッピングセンター/4月既存店売上10.4%増、4カ月連続2ケタ増
2023年05月25日 15:00 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が5月25日に発表した4月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比10.4%増となった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 5.5%増 | 6.8%増 | 0.7%増 |
8月 | 15.8%増 | 19%増 | 4.1%増 |
9月 | 12.7%増 | 15.3%増 | 3.1%増 |
10月 | 9.2%増 | 10.7%増 | 3.1%増 |
11月 | 2.3%増 | 2.5%増 | 1.2%増 |
12月 | 4.9%増 | 5.4%増 | 3.0%増 |
1月 | 11.1%増 | 12.6%増 | 5.2%増 |
2月 | 19.9%増 | 23.8%増 | 6.9%増 |
3月 | 11.5%増 | 13.0%増 | 5.5%増 |
4月 | 10.4%増 | 11.5%増 | 6.3%増 |
3月からのマスク着用緩和や全国旅行支援、春休みやゴールデンウィークがあったことで外出機運が高まり、来館者数が増え、4カ月連続2ケタ増となった。
夕方以降の来館者の戻りやオケージョン需要、新生活需要により、衣料品、かばん、靴などのファッション雑貨が高稼働したことも大きな要因だという。
2019年と比較すると5.0%減とコロナ禍前を下回っているが、大都市の一部のショッピングセンターでは2019年を上回ったところもあった。
立地別にみると、中心地域は総合で13.8%増、周辺地域は8.8%増。外出機運が高まったことや国内外の旅行客などが増加したことで、特に中心地域の大都市が好調だった。
業種別にみると、国内外の旅行客や歓迎会の団体客を中心に飲食が伸びた。衣料品については夕方以降の来館者の戻りやオケージョン需要により、春物・初夏物商材が高稼働した。
また、新生活需要により、かばん、靴などのファッション雑貨も伸びている。シネマは新作の公開があったため、前年同月に比べて好調だったとしている。
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