大創産業/南関東400店のDAISOに商品供給行う物流センター完成
2023年07月07日 15:29 / 経営
大創産業は7月6日、神奈川県平塚市に開設した「大創産業 神奈川RDC(リージョナル・ディストリビューション・センター)」の竣工式を行った。
<外観イメージ>
大創産業が運営する国内9箇所目のRDCとなり、東京都・神奈川県など南関東エリア約400店のDAISOへ商品供給を行う拠点だ。8月下旬から出荷を開始する。近年、新規出店数の増加に伴って課題となっていた出荷キャパシティ拡大や、店舗での作業負荷軽減などの解決を目指す。
<ロボットパレタイザー>
自動入出庫に対応する最新の大型マテリアルハンドリング機器の導入などで、物流の高効率化・省人化を実現。「ロボットパレタイザー」は、商品を自動でパレットに積み、自動倉庫へ入庫する。1時間に600ケース対応可能だ。
<オートカートンカッター>
加えて、カートン(段ボール箱)上面を自動でカットする「オートカートンカッター」により、ピッキング作業も効率化。こちらは1時間に500ケース対応できる。
<ミューソレーター>
さらに震災時などにおけるBCP対策の設備も整えた。震度5以上で装置単体や特定のエリアなどが免震になる、厚さ3mmの「ミューソレーター」をフレックス自動倉庫とサーバールームに設置している。このほか、非常用発電機と瞬停補助装置による完全無停電対応をはじめ、避電器による落雷被害防止、水害に備えた設計、サーマルカメラによる火災リスク対策などを施した。
■大創産業 神奈川RDC
所在地:神奈川県平塚市堤町3-11
アクセス:圏央道・寒川南ICから12km/東名・厚木ICから11km
建築:鉄骨造地上4階建て
敷地面積:2万7145.74m2
延床面積:5万3169.48m2
トラックバース:入荷13台、出荷30台
着工:2021年8月15日
竣工:2023年7月6日
出荷開始:2023年8月下旬
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