ミスタードーナツ/55周年に新スローガン発表、アンバサダーに今田美桜さん起用
2025年03月07日 14:47 / 経営
ダスキンは3月6日、ミスタードーナツの新ブランドスローガン「いつもあるのに、いつもあたらしい。ミスタードーナツ」を発表した。
ミスタードーナツは1月27日に創業55周年を迎えた。これまでの取り組みは変わらず継続する中で、さらにあたらしい挑戦を続けることをステークホルダーに約束すべく、新ブランドスローガンを掲げたという。
新スローガンのビジョンを体現する手段の1つとして、コミュニケーションコンセプト「ミスド集合で」を発信していく。その先駆けとして、新ブランドアンバサダーに就任した、タレントの今田美桜さんが出演したTVCMを放映する。
新スローガンの意義について叶英之 ミスタードーナツ企画開発本部長は「お客様にとって、生活の一部としてなくてはならない存在、新しい発見・体験ができる存在でありたいとの思いで定義した。
これからもミスタードーナツならではの商品、時代の変化を先取りした情報発信、そして立地やニーズに合わせたお店を1店でも多くお客様の近くに出店する。さまざまな使い方に対応できる利便性を提供し、進化を続けていく」と述べた。
直近の10年間は、売上・店舗数ともに減少傾向だったが、さまざまな取り組みを通じて業績が回復傾向にあるという。2024年末には売上高1248億円、店舗数約1000店まで回復した。
ミスドの新しいメッセージを展開するにあたり、「憧れと共感、等身大で自分と重ねられるお客様像」として、タレントの今田美桜さんを起用。今田さん自身は、幼少の頃からのミスドファンだという。
アンバサダー就任について今田さんは「青春の思い出に必ずミスタードーナツがある。そのアンバサダーになることができて嬉しい。ミスタードーナツ大好き人間として、これからもミスタードーナツの魅力を伝えていけたらと思います」とコメントしている。
その後会場では、先日誕生日を迎えた今田さんに対し、ミスドの人気No.1商品「ポン・デ・リング」のオリジナルクッションが贈呈される一幕もあった。
取材・執筆 古川勝平
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