サミット/65歳に定年延長、育児・介護に応じた勤務店限定も
2025年03月28日 10:51 / 経営
サミットは2025年度、社員のライフ&ワーク支援制度を拡充する。
65歳まで定年延長。60歳以降も本人の選択により、役職(処遇)を変えずにそのまま働ける。
育児・介護などに応じ、地域をしぼり、異動可能な勤務店舗を複数に限定する働き方も選択できる。
育児制限勤務(短時間勤務など)の適用期間を、これまで「対象の子が小学校3年生修了まで」としていたが、「小学校6年生修了まで」とする。家族の状況に応じ本人が制限を解除し、勤務時間を増やすことも可能とした。
賃金制度は、生活の基盤となる基礎給を、全正社員共通(同額)で設定する。基礎給の設定とともに、学歴の違いによる給与差を「年齢給による差のみ」とした。
これにより高卒(18歳の場合)の初任給は、22万5000円になる。
年間休日に関し、年2回の「7日間連続休暇」の取得率向上(約98%)に伴い、有給休暇の取得率も向上したため、年間4日間の計画有給休暇を廃止。年間所定休日を120日にする。
現在、計画有給としている4日間についても所定休日とし、各社員が有効に活用できるようにした。2021年より開始した「正月3が日休業」とともに、社員のプライベート時間の充実につながっているという。
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