クリエイト・レストランツ 決算/2月期増収増益、売上収益・営業利益は過去最高

2025年04月14日 17:08 / 決算

クリエイト・レストランツ・ホールディングスが4月14日に発表した2025年2月期決算によると、売上収益1563億5400万円(前年同期比7.3%増)、営業利益85億400万円(20.2%増)、税引前利益76億5900万円(15.5%増)、親会社に帰属する当期利益55億9000万円(10.9%増)となった。

売上収益と営業利益は過去最高となった。

メリハリ消費やインバウンド需要を捉え既存店前年比は6.1%増と堅調に推移。下期にグループインした「Wildflower」「一幻フードカンパニー」の連結貢献などもあり増収となった。

営業利益は増収効果に加え、適正価格化の継続などが奏功した。

クリエイト・レストランツとクリエイト・ダイニングが運営する店舗で構成されている「CRカテゴリー」の売上収益は547億7700万円、店舗数は518店舗となった。

クリエイト・レストランツが「しゃぶ菜」、「MACCHA HOUSE 抹茶館」といったコアブランドを中心に出店したことに加え、グループ内フランチャイズ出店をしたこと、クリエイト・ダイニングがダイニング業態「GOTTA」を出店したことにより、19店舗の新規出店、33店舗の退店を実施した。

SFPホールディングス、ジョー・スマイル、クルークダイニングが運営する店舗で構成されている「SFPカテゴリー」の売上収益は303億8900万円、店舗数は203店舗となった。

海鮮居酒屋「磯丸水産」や、大衆酒場「五の五」を出店したことに加え、グループ内フランチャイズ出店により、6店舗の新規出店、5店舗の退店を実施。

YUNARI、グルメブランズカンパニー、KRフードサービス、遊鶴、いっちょう、サンジェルマン、レフボン、一幻フードカンパニーが運営する店舗で構成されている「専門ブランドカテゴリー」の売上収益は498億1500万円、店舗数は325店舗。

グルメブランズカンパニーがベーカリーの「IKEDAYAMA」を、KRフードサービスが「牧之原サービスエリア」にフードコートを、レフボンがベーカリーの「サンヴァリエ」を出店したことにより、6店舗の新規出店、6店舗の退店を実施したほか、M&Aによって一幻フードカンパニーの5店舗が増加した。

「海外カテゴリー」の売上収益は232億6200万円、店舗数は70店舗。

香港に「えびそば一幻」を出店したことにより、1店舗の新規出店、7店舖の退店を実施したほか、アメリカで「Create Restaurants DE LLC」が「Wildflower Bread Company LLC」からベーカリーレストラン事業を譲り受けたことにより16店舗が増加、M&Aを通じて「えびそば一幻」のフランチャイズ店舗が、香港で4店舗、台湾で1店舗増加した。

次期は、売上収益1650億円(5.5%増)、営業利益96億円(12.9%増)、税引前利益88億円(14.9%増)、親会社に帰属する当期利益58億円(3.7%増)を見込んでいる。

クリエイト・レストランツ 決算/3~11月増収増益、新規出店24店舗

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